Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイトが改ざん被害、個人情報流出の可能性 - 医療ISAC

医療関連分野においてセキュリティ情報の共有などを行っている医療ISACは、ウェブサイトが不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同法人によれば、ウェブサイトが不正アクセスを受け、ファイルの追加や改ざんなどが行われていることを8月4日に確認したという。

同サイトにはオンラインセミナーへの参加申込フォームの入力情報が履歴として保存されており、会員975人分の氏名、メールアドレス、所属先などに不正にアクセスされた可能性があるという。

ログを解析したところ、7月29日以降にサイトの改ざんが行われており、管理者権限を持つ不正なユーザーアカウントがあらたに追加されていたことが判明した。

問題のアカウントは、以前ウェブサイトの管理を委託していた企業の担当者が使用していたものと同じで、同アカウント情報が何らかの原因で漏洩し、不正アクセスを受けた可能性が高いという。

(Security NEXT - 2023/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構