Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenSSH」に脆弱性、アップデートがリリース

「OpenSSH」に脆弱性が明らかとなった。特定の条件が重なるとリモートよりコードの実行が可能になるとしており、「OpenSSH」の開発チームは、脆弱性を修正したアップデートを提供している。

過去に修正された「CVE-2016-10009」の修正が不十分だったことに由来する脆弱性「CVE-2023-38408」が明らかとなったもの。Qualysの研究チームが発見、報告した。

SSHエージェント転送を利用している場合に影響があり、「PKCS#11」のサポートによってディストリビューションにおいて共有ライブラリが保存されているディレクトリを読み込むことができることに起因している。

システム内で利用するパッケージに依存するが、複数の特定ライブラリが同ディレクトリ内に存在する場合、リモートより任意のコマンドを実行することが可能としており、同社では、一部パッケージを追加導入したUbuntuの特定バージョンで動作する実証コード(PoC)の作成にも成功したとしている。

同社では、現地時間7月6日にOpenSSHの開発チームへ初期のパッチを提供。その後連携しつつ対応を進めていた。開発チームは、現地時間7月19日に同脆弱性を修正したアップデート「OpenSSH 9.3p2」をリリース。許可リストを指定するなど緩和策についてもアナウンスしている。

(Security NEXT - 2023/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー
電子カルテで知人情報を不正取得、漏洩した病院職員を処分 - 青森県
手術室のタブレット端末が所在不明 - 荻窪病院
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
業務用チャットアカウントに不正アクセス - 東京計器
デンソー海外2拠点にサイバー攻撃 - 情報流出の可能性、生産に影響なし