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シェアオフィスの公式サイトで顧客情報流出の可能性 - 南海電鉄

南海電気鉄道は、同社が運営するシェアオフィスの公式ウェブサイトがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。登録者の個人情報が流出した可能性があるという。

同社によれば、同社シェアオフィスサービス「Lieffice」の公式ウェブサイトが外部より攻撃を受けたもの。7月3日17時ごろ判明した。同日時点で登録されていたID最大3720件に関する個人情報が流出した可能性がある。

具体的には、個人会員の氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、メールアドレス、任意で登録した勤務先情報などのほか、法人会員に関する氏名、電話番号、生年月日、勤務先、メールアドレスなどが被害にあったおそれがある。クレジットカード情報については保持していないとし、漏洩の可能性について否定した。

同社では、7月6日に個人情報保護委員会へ報告。関連者に対してメールで経緯を説明するとともに謝罪している。

(Security NEXT - 2023/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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