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サーバがランサム被害、個人情報の流出を確認 - JBグループ会社

JBグループで基幹システムの開発やクラウドサービスの提供を手がけるシーアイエスは、サーバがランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、6月25日深夜に同社の一部サーバがランサムウェアにより暗号化される被害が発生したことを確認したもの。

被害状況について調査を行ったところ、同社が保有する個人情報や企業情報を含むデータが外部に流出していることを確認した。対象となる顧客や関係者と順次連絡を取っている。

今回の問題を受けて、ウェブサイトやメールシステムを除いたすべてのサーバとクライアント端末をネットワークから遮断、使用を停止した。被害状況や影響の範囲などを調査するとともに復旧作業を進めている。

また同社以外のJBグループ会社において同様の被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2023/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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