OSSの認証プラットフォーム「Fief」に「SSTI」の脆弱性
オープンソースの認証プラットフォーム「Fief」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
同ソフトウェアは、「OAuth2」や「OpenID Connect」に対応しており、ソーシャルログインなどの機能を提供するオープンソースの認証プラットフォーム。
同製品サーバに「サーバサイドテンプレートインジェクション(SSTI)」の脆弱性が明らかとなったもの。読み込むテンプレート内の値を操作することで基盤となるシステム上でコードを実行することが可能となる。
GitHubにて識別子「GHSA-hj8m-9fhf-v7jp」が割り振られている。6月30日の時点でCVE番号は示されていない。概念実証が公開されている。
開発者は「同0.25.3」にて脆弱性を修正した。脆弱性を受けるインスタンスをホストしている場合は、できるだけ早くアップデートするよう呼びかけられている。クラウドサービスである「Fief Cloud」については、すでにパッチが適用済みだという。
(Security NEXT - 2023/06/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
SonicWallのクラウドバックアップに攻撃 - FW情報が漏洩
市サイトに個人情報含むPDFファイルを誤掲載 - 東御市
増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用
研修申込者への受講承認メールで誤送信 - 茨城県社会福祉協議会
シフト管理SaaSに攻撃、従業員情報が流出 - スターバックス
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
NVIDIAのAI基盤「HGX」「DGX」に権限昇格の脆弱性 - 修正版リリース
Java環境向けテンプレートエンジン「jinjava」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性