保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
福岡県北九州市は、市立保育所において、卒園児の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明になっていることを明らかにした。
同市によれば、2025年10月25日に別の保育士がUSBメモリを使用しようとしたところ、事務室内の所定の保管場所にないことに気づいた。同月10日に保育士がUSBメモリを使って作業を行っているが、以降の所在がわからないという。
問題のUSBメモリには、2023年度から2024年度までの卒園児に関する保育所児童保育要録49人分が保存されていた。卒園児の氏名と生年月日、保護者の住所、連絡先、保育の状況、障害児に関しては、障害の内容、小学校への引き継ぎ内容が含まれる。
外部へUSBメモリの持ち出しは行っておらず、事務室には職員が常駐。不在時には施錠していたという。
問題の判明を受けて、同市では対象となる児童の保護者に謝罪する。今後は個人情報についてはUSBメモリを使用せず、端末内の共有フォルダで管理するなど管理方法を見直す予定。
(Security NEXT - 2025/11/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
