Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

未知の脆弱性で生じた通信障害、NTT東西に行政指導

同省は、インターネット通信サービスなどが国民生活の重要なインフラとなっている状況を踏まえれば、社会的影響は極めて大きいものと指摘。

利用者の利益を阻害し、社会経済活動に深刻な影響を及ぼすとして同様の事故を発生させないよう再発防止に取り組むよう文書で指導した。

具体的には、故障に備えたフェールセーフ設計を含め、設備における信頼性の向上、品質管理手法の抜本的改善など社内体制を強化するよう求めた。

また機器を提供するベンダーとの契約内容を点検し、リスク低減に向けて契約内容を見直すとともに連携強化を図り、6月末や以降3カ月ごとに実施状況を報告するよう指導している。

(Security NEXT - 2023/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介
一部Window端末が正常に起動できず - CrowdStrikeが不具合認める
システムの仕様を知らずメール誤送信が発生 - 東京都福祉保健財団