入学金の領収済通知書が所在不明、納入は確認済 - 千葉県
千葉県は、県立高校の合格者から入学金の納付を受けた際、金融機関より受領し、高校に送付する領収済通知書の一部が所在不明となっていることを明らかにした。
同県によれば、4月13日に入学者11人の領収済通知書が見当たらないことが判明したもの。領収済通知書には、合格者の氏名、住所、高校名、受検番号、納付額が記載されている。
同県出納局分室では、3月13日に入学金の領収済通知書を金融機関から受領後、所属別に仕分けし、別の領収書2枚とあわせて枚数を確認の上、所属名が記載された透明な専用袋に入れて、ロッカーにある書類返却用ボックスに投入。同校職員が書類を同校へ持ち帰った。
どの過程で書類を紛失したかについては、わかっていないという。専用袋に入れていた別の領収書2枚に関しては同校に保管されていた。
入学式までに保護者から領収書の提出を受けており、対象者に関する入学料の納入は確認されている。同県では、対象となる入学者の保護者に謝罪。引き続き書類の所在を調べる方針。
今回の問題を受け、同県や同校において書類のチェックや記録、保管体制を強化する。また2024年の入学料については「領収済通知書」の発行がない電子納付を活用していく。
(Security NEXT - 2023/05/22 )
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