誤ったメアドに生徒情報を送信、過去にも - 函館大谷高校
函館大谷高校は、生徒の個人情報含むファイルを、無関係のメールアドレスに誤って送信するミスが複数発生していたことを明らかにした。
同校によれば、新入生の印鑑作成にあたり、3月22日11時過ぎに氏名や受験番号など119人分の個人情報を含む表計算ファイルを外部業者へ送信する際、第三者へ送信するミスが発生した。
同日11時半過ぎに業者よりメールが届いていていないとの連絡があり、再送するも不着となったことから確認したところ、メールアドレスが誤っていることがわかった。
さらに調査を行ったところ、過去にも同様の事例があったことが判明。2022年3月18日、2度にわたり2022年度新入生134人分の個人情報を誤送信していた。また2021年3月18日にも2021年度新入生106人、在校生1人、新任職員3人分の個人情報を誤送信していた。
同校では、緊急全校集会を開催し、生徒に報告。保護者に書面で通知した。今後はメールをはじめ連絡において個人情報を扱う際のルールについて見直しを図り、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2023/05/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認