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「一太郎」「JUST Office」などジャストシステム製品に複数脆弱性

ジャストシステムが提供する「一太郎シリーズ」や「JUST Officeシリーズ」「ホームページ・ビルダー21」など複数製品に脆弱性が明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2022-43664」や、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-45115」などあわせて4件の脆弱性が判明したもの。

対象製品は「一太郎シリーズ」「花子シリーズ」「楽々はがきシリーズ」「ラベルマイティシリーズ」「JUST Officeシリーズ」「JUST Governmentシリーズ」「JUST Policeシリーズ」「ホームページ・ビルダー21」。

細工されたファイルを開くと脆弱性を悪用されるおそれがある。「CVE-2022-43664」「CVE-2022-45115」に関しては、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」においてベーススコアが「7.8」と評価されている。のこる2件は「7.0」となっている。

いずれもCisco Systemsのリサーチチームが発見し、ジャストシステムへ報告したもので、同社では利用者に対する周知を目的に「JVN」などを通じて公表した。

(Security NEXT - 2023/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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