Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブ閲覧中の「電話番号含む警告画面」に警戒を - サポート詐欺が猛威

だまされて電話をかけると、マルウェアに感染しているなどとでたらめな説明を行い、対応のためと称して遠隔操作ソフトウェアをインストールさせられる。

さらにサポート契約やマルウェア対策製品などといった名目のもと、金銭の支払いなどを求める。金銭のやり取りにはコンビニエンスストアで販売されているプリペイドカードを悪用したり、オンラインバンキングから振り込ませる手口もあり、何度も送らせて被害額が数十万から数百万に及ぶケースもある。

同機構では、ウェブサイト閲覧中に電話をかけるよう求める「偽警告画面」が表示された場合は、ブラウザを閉じ、電話をかけないことが重要として注意を喚起した。

偽警告について調査しているラックの影山徹哉氏は、攻撃が増加している背景に高い技術を必要としないことがあると分析。誘導にウェブ広告が悪用されたり、過去に正規サイトで利用され、その後放棄されたドメインなども悪用されていると指摘する。

サポート窓口では、日本語を母国語としない人物が対応にあたっており、国際的に活動しているグループが詐欺に関与している可能性もある。

また同社の小笠原恒雄氏は、対応に困った被害者が誤って電話をかけてしまうと、あたかもサポートを受けていると錯覚し、実際にはだまされているにも関わらず、攻撃者を信頼してしまうおそれもあるとして警鐘を鳴らしている。

(Security NEXT - 2023/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部サーバでランサムウェア被害 - キャンディルグループ会社
メール誤送信、ポイント事業参加店舗のメアドが流出 - 宮城県
配達員がバイクで用水路に転落、郵便物が所在不明に - 郵便局
米子会社にサイバー攻撃か、影響など詳細を調査 - 河合楽器
「情報セキュリティ10大脅威 2026」の個人編ハンドブックが公開
「セキュリティ10大脅威2026」発表 - 多岐にわたる脅威「AIリスク」が初選出
「Apache Fory」Python向け実装に脆弱性 - 修正版を提供
先週注目された記事(2026年5月17日〜2026年5月23日)
「Drupal」のSQLi脆弱性、悪用確認で米当局が対策呼びかけ
「PAN-OS」の認証回避脆弱性、詳細公開で悪用懸念高まる