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「SECCON CTF」が3年ぶりにリアル開催 - 1点差の接戦も

派手ながらもわかりやすい得点表示によってCTF会場を盛り上げる情報通信研究機構(NICT)の「NIRVANA改」。想定していた仕様と異なることが直前に判明して修正に追われるなど、競技の舞台裏でも別の戦いも繰り広げられていた。

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今回もイベントを盛り上げた「NIRVANA改」

またゲームにおいて不公平が生じないよう、大会のネットワーク環境は、100%のサービスレベルが求められる。慣れないはじめての会場でNOCチームも奔走した。

別会場では、一般来場者向けにカンファレンスイベント「SECCON 2022電脳会議」のほか、Besides Tokykoを併催。国内はもちろん、海外からも登壇者が来日するなど、国際色豊かな講演がイベントを盛り上げた。

従来よりSECCONではカンファレンスイベントを開催してきたが、今回は事前に発表内容を募集する「CFP(Call for Papers)」を実施しており、これまでとはひと味違う講演となった。

ベストプレゼンテーションアワードには、Mr.Rabbit氏による「KaliPAKU 初心者向けペネトレーションツール」と、江草陽太氏の「SDR(Software Defined Radio)を使った無線の解析」が選出されている。

(Security NEXT - 2023/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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