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メタップスPの「Pマーク」取消 - PCI DSS準拠でサービスは再開へ

プライバシーマーク制度を運用する日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、メタップスペイメントに対するプライバシーマークの付与を1月27日付で取り消した。

プライバシーマーク付与の取り消し措置を受けたのは、同社で4例目。同協会に取材したが、措置を決定した具体的な理由については明らかにしていない。

メタップスペイメントでは、クレジットカード決済サービスに対する不正アクセスで情報流出が発生したことが2022年に発覚。経済産業省が同年6月に割賦販売法に基づき改善命令を出し、個人情報保護委員会も同年7月に行政指導を行った。

プライバシーマーク制度における取り消し対象は、申請や審査における虚偽報告や欠格事由に相当する場合など複数定めているほか、重大な事故に相当すると判断された場合なども含まれる。

決定にあたっては付与事業者からの事故報告や、必要に応じてヒアリングなどを実施。第三者委員会への諮問なども行われ、事業者に弁明などの機会も与えられる。

(Security NEXT - 2023/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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