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Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性

「Python」の標準ライブラリとして提供されている「tarfile」モジュールに脆弱性が明らかとなった。

細工されたtarアーカイブを処理すると、無限ループが発生する脆弱性「CVE-2025-8194」が明らかとなったもの。

負のオフセットを含むtarアーカイブに対して適切なエラー処理が実施されず、繰り返し解析処理が行われることで、サービス拒否に陥るおそれがある。

Python Software Foundationは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」と評価。重要度は4段階中、2番目に高い「高(High)」とレーティングされている。

脆弱性の判明を受けて、ソースリポジトリでモジュールのパッチ修正が行われた。

(Security NEXT - 2025/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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