Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

QNAP製品のファームウェアに深刻な脆弱性 - 対象は限定的

QNAP SystemsのNAS製品で稼働するファームウェアに深刻な脆弱性が明らかとなった。現地時間1月30日に公表されたアドバイザリで明らかにされたが、2月3日に対象バージョンが修正されており、影響の範囲が限定的であることがわかっている。

「QTS 5.0.1」「QuTS hero h5.0.1」に「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2022-27596」が明らかとなったもの。同社では重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングし、利用者へ注意を呼びかけた。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

CVE番号は、2022年3月に割り当てられており、2022年12月にリリース済みである「QTS 5.0.1.2234ビルド20221201」「QuTS hero h5.0.1.2248ビルド20221215」にて修正済みだという。

同社はリリース時にセキュリティの強化を実施したことを明らかにしているが、同脆弱性に対する言及はなく、現地時間1月30日に公表したアドバイザリで「CVE-2022-27596」の影響を明らかにした。当初、以前のバージョンについても影響を受けるとしていたが、2月3日に内容を修正。「QTS 5.0.0」「QTS 4.x.x」「QuTS hero 5.0.0」「QuTS hero 4.5.x」については影響を受けないとした。

(Security NEXT - 2023/02/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

3.3万人宛てメールで誤送信、グループごとにメアド表示 - NHK
CMS脆弱性を突かれ改ざん被害、名古屋短大など複数サイトに影響
ランサム被害で個人情報流出、受注や出荷が停止 - メディカ出版
日本とシンガポール、IoT製品セキュラベル制度で相互承認
明星食品のInstagramアカウントが不正アクセス被害
3月初旬修正の「Cisco Secure FMC」脆弱性が攻撃対象に
「SharePoint」「Zimbra」の脆弱性悪用に注意 - 米当局が注意喚起
ウェブメール「Roundcube」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」のセキュリティ更新、3月24日に公開予定
個人情報含むUSBメモリを紛失、教頭を戒告処分 - 新潟県