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QNAP製品のファームウェアに深刻な脆弱性 - 対象は限定的

Censysでは、インターネット上で稼働するQNAP機器の観測状況を明らかにしている。2月3日の時点で6万1597台を観測。そのうち3万2765台ではバージョンを確認できる状態で、日本においても1749台の稼働が確認されたという。

バージョンが確認できたデバイスの多くは「QTS 5.0.0」「同4.3.3」が稼働。アドバイザリが発表された当初は、多数機器への影響が懸念されたが、現地時間2月3日にQNAPがアドバイザリを修正したことから多くは影響を受けないことがわかった。

同社の観測では、同日時点において、脆弱性の対象となるバージョン「QTS 5.0.1」「QuTS hero h5.0.1」が稼働する機器は観測されなかったという。

(Security NEXT - 2023/02/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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