QNAP製品のファームウェアに深刻な脆弱性 - 対象は限定的
Censysでは、インターネット上で稼働するQNAP機器の観測状況を明らかにしている。2月3日の時点で6万1597台を観測。そのうち3万2765台ではバージョンを確認できる状態で、日本においても1749台の稼働が確認されたという。
バージョンが確認できたデバイスの多くは「QTS 5.0.0」「同4.3.3」が稼働。アドバイザリが発表された当初は、多数機器への影響が懸念されたが、現地時間2月3日にQNAPがアドバイザリを修正したことから多くは影響を受けないことがわかった。
同社の観測では、同日時点において、脆弱性の対象となるバージョン「QTS 5.0.1」「QuTS hero h5.0.1」が稼働する機器は観測されなかったという。
(Security NEXT - 2023/02/06 )
ツイート
PR
関連記事
サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
「Windows 10」サポート終了 - 重要度が高い更新は「ESU」で継続提供
SAP、10月の定例パッチを公開 - 複数のクリティカル脆弱性
元従業員が取引先情報を不正流出、営業利用から発覚 - ヤマト運輸
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消