2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
脆弱性の探索や侵入、感染の試行などを検知した「スキャン」は1166件。前四半期の1917件から39.2%減と大きく改善した。
「ウェブサイト改ざん」は427件で、前四半期の695件を下回った。CMSを利用するサイトの改ざん被害などが複数確認されたという。
プラグインなどの脆弱性が悪用されたり、管理者の認証情報を窃取され、侵害されたもので、被害サイトでは、クレジットカード情報を窃取する難読化された「JavaScript」などが挿入されていた。
「マルウェアサイト」は162件で前四半期の199件から37件減。「DoS/DDoS」も4件減少して4件となった。「標的型攻撃」は1件。「制御システム関連」は前四半期に引き続き報告は寄せられていない。
(Security NEXT - 2023/01/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国交省のコンテナ物流システムがスパムの踏み台に - 情報流出なし
楽天モバイルに行政指導 - 不正ログインで「通信の秘密」漏洩
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Apache Tika」のPDF解析に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
小学校教諭が非公開の授業動画を誤って公開 - 台東区
中学の部活文書、生徒に誤って預け情報流出 - 高槻市
一部母子管理票が保存箱ごと所在不明、誤廃棄か - 川崎市
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ