2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
JPCERTコーディネーションセンターは、2022年第4四半期に同センターが把握したインシデントの状況について取りまとめた。「フィッシング」「スキャン」「ウェブ改ざん」いずれも前四半期から減少している。
同センターによれば、同四半期に寄せられたインシデントの報告は1万1923件。前四半期の1万3564件から約12.1%減少した。
重複を除いたインシデント件数は8425件。前四半期の1万656件から約20.9%減となった。関係者などへ対応を依頼した調整件数は5759件。
インシデントの内訳を見ると、「フィッシングサイト」が6266件でインシデント全体の74%を占める。前四半期の7520件からは約16.7%減少した。
フィッシングサイトの内訳を見ると、約54.5%にあたる3413件が国内ブランドを装ったもので、約38.1%にあたる2390件が国外ブランドを装ったものだった。
(Security NEXT - 2023/01/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性

