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保険会社2社の業務委託先より顧客データ約200万件が流出

流出したのは、「スーパー自動車保険」の一部契約者に関する名字、性別、生年月日、メールアドレスのほか、顧客ID、証券番号、車種、等級など保険契約に関する情報だという。

架空のテストデータなども含まれていたことから、最大で75万7463人分としており、同社では対象となる契約者の精査を行っている。

今回の問題を受けて、両社では金融庁へ事態を報告。関係各所や顧客への対応を進めている。委託先事業者では、流出元となったデータの削除を終えており、流出した経緯など引き続き調査していく。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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