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保険会社2社の業務委託先より顧客データ約200万件が流出

アフラック生命保険とチューリッヒ保険より業務を受託していた海外事業者がサイバー攻撃を受け、両社の一部顧客に関するデータが外部へ流出したことがわかった。

両社より業務を受託している海外事業者が、1月7日以降にサイバー攻撃を受け、サーバ内のデータを窃取され、外部サイト上に公開されたもの。一部関係者によると流出元となったのは、動画プラットフォームを提供する「SundaySky」だという。

アフラック生命保険では、1月9日に同社米国法人より情報流出についてウェブメディアに記載があるとの情報が寄せられ、問題を把握。調査を行ったところ、2021年5月から2022年2月にかけて3回にわたり実施したダイレクトメール施策に用いたデータが被害に遭ったことがわかった。

「新がん保険」「スーパーがん保険」「スーパーがん保険Vタイプ」の契約者132万3468人分のデータで、名字や性別、年齢、証券番号、加入している保険の種類番号、保障額、保険料などが含まれる。

一方、チューリッヒ保険においても、1月9日未明に同社グループのリスク管理部門が、外部サイトで情報が公開されていることを確認した。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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