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Apple、macOS向けにアップデート - 複数脆弱性を修正

Appleは、現地時間12月13日にMac向けのOSのアップデートとなる「macOS Ventura 13.1」「同Monterey 12.6.2」「同Big Sur 11.7.2」をリリースした。

今回のアップデートでは、複数の脆弱性に対処。具体的には「macOS Ventura 13.1」においてカーネルに関する5件の脆弱性をはじめ、あわせて36件の脆弱性を修正した。

さらに「同Monterey 12.6.2」においても13件、「同Big Sur 11.7.2」では10件の脆弱性に対応している。

また「Ventura 13.1」では、iOSにおいて悪用が確認されているWebKitに関する脆弱性「CVE-2022-42856」についても修正した。

「同Monterey 12.6.2」「同Big Sur 11.7.2」では、ブラウザのアップデート「Safari 16.2」を通じて「CVE-2022-42856」に対処している。今回「macOS Ventura 13.1」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-24836
CVE-2022-29181
CVE-2022-32942
CVE-2022-32943
CVE-2022-42837
CVE-2022-42840
CVE-2022-42841
CVE-2022-42842
CVE-2022-42843
CVE-2022-42845
CVE-2022-42847
CVE-2022-42852
CVE-2022-42853
CVE-2022-42854
CVE-2022-42855
CVE-2022-42856
CVE-2022-42859
CVE-2022-42861
CVE-2022-42862
CVE-2022-42863
CVE-2022-42864
CVE-2022-42865
CVE-2022-42866
CVE-2022-42867
CVE-2022-46689
CVE-2022-46690
CVE-2022-46691
CVE-2022-46692
CVE-2022-46693
CVE-2022-46695
CVE-2022-46696
CVE-2022-46697
CVE-2022-46698
CVE-2022-46699
CVE-2022-46700
CVE-2022-46701

(Security NEXT - 2022/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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