Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Citrix ADC」「Citrix Gateway」のVPN機能に深刻な脆弱性 - 早急に更新を

一方米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、「CVE-2022-27510」「CVE-2022-27516」を「9.8」、「CVE-2022-27516」を「9.6」と評価している。

Citrix Systemsでは、脆弱性を修正した「Citrix ADC 13.1-33.47」「同13.0-88.12」「同12.1-65.21」「同12.1-FIPS 12.1-55.289」「同12.1-NDcPP 12.1-55.289」および、「Citrix Gateway 13.1-33.47」「同13.0-88.12」「同12.1-65.21」をリリースした。

今回のアップデートでは、脆弱性の修正にくわえて「HTTPリクエストスマグリング攻撃」への対策機能を追加している。同社では利用者に対し、できる限り早くアップデートを実施するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス