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上海のきらぼし銀子会社にサイバー攻撃 - 詳細を調査

きらぼし銀行の海外子会社において、サイバー攻撃に起因すると見られる被害が確認された。原因や影響など詳細を調べている。

同社子会社で上海においてコンサルティング事業を展開するKiraboshi Business Consulting Shanghai(綺羅商務諮詢)において、第三者のサイバー攻撃によって生じたものと見られる被害が11月7日に確認されたもの。

東京きらぼしフィナンシャルグループによると、現地事業者が提供するクラウド型のストレージサービス内に保存していたデータが閲覧できない状態となっており、被害に気がついたという。被害を受けたストレージには、グループ会社が提供するサービスを利用した法人顧客の情報や社内情報などが保存されていた。

同社は本誌取材に対し、事実関係など詳細について調査を進めている段階にあるとして、原因、脅迫の有無などについてはコメントを避けた。情報流出については11月9日の段階で確認されていないとしている。

子会社においてサービスの提供にあたり影響はなく、他グループ会社についてもサイバー攻撃の影響はないとしている。

(Security NEXT - 2022/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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