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PHPにアップデート、複数脆弱性を修正

PHPの開発チームは、脆弱性に対処した「PHP 8.1.12」「同8.0.25」「同7.4.33」をリリースした。

10月28日に「PHP 8.1.12」「同8.0.25」。11月3日に「同7.4.33」をリリースしたもの。開発チームではいずれもセキュリティリリースと位置づけており、CVEベースで2件の脆弱性を修正した。「同8.1.12」「同8.0.25」ではバグの修正なども含まれる。

具体的には、ビットマップフォントを読み込む関数において入力値の検証不備が存在し、域外メモリを読み込む脆弱性「CVE-2022-31630」に対応。「Keccak XKCP SHA-3」において判明したバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-37454」に対処した。

開発チームでは、各系統のユーザーに対して最新バージョンへアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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