YouTubeから誘導、ライブ配信サービス装う詐欺サイトに警戒を
10月1日より栃木県で開催されている第77回国民体育大会に便乗した詐欺行為が確認されている。動画サイト「YouTube」より誘導しようとしていた。

YouTube上に公開されていた誘導動画。ロゴやキャラクターを無断で使用し、あたかもライブ配信が行われているようなサムネイルやタイトルを設定していた
今回確認されたケースでは、同イベントのライブ配信を外部サイトで視聴できるなどとする動画を「YouTube」に投稿。無関係のサイトにアクセスするよう促していた。
誘導先では、会員登録と称してメールアドレスやクレジットカードをはじめとする個人情報を入力するよう求める。
日本スポーツ協会は、同協会が運営する公式映像サイト「国体チャンネル」でのみ同競技会のライブ映像を配信しており、YouTube上では配信していないと説明。誘導先については、「個人情報をだまし取るフィッシングであることを確認している」として注意を喚起した。
本誌がYouTubeを確認したところ、10月4日、5日に複数のアカウントよりライブ配信を装う動画が投稿されているのを発見。いずれもアカウント名を「第77回国民体育大会」としており、タイトルやサムネイル画像には「LIVE」「ライブ配信」などと記載して、ライブ中継であるかのように見せかけていた。
(Security NEXT - 2022/10/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み