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個人情報含む書類を自宅に持ち帰り、職員を懲戒処分 - 牟岐町

徳島県牟岐町は、個人情報や特定個人情報(マイナンバー)含む書類を不正に自宅へ持ち帰っていた同市職員の懲戒処分を行った。

同市によれば、住民基本台帳の事務に関する書類247件や年金事務の関連書類135件、障害福祉事務に関する書類400件など、あわせて782件を職員が自宅へ持ち帰っていたことが明らかとなったもの。

このうち475件には、629人分の個人情報が記載されており、95件については103人分のマイナンバーが含まれる。

持ち帰った当時、職員は住民福祉課において障害福祉事務と年金事務を担当していたが5月末に異動。その後、過去に年金に関する申請を行った住民から、再度申請書が届いたとして問い合わせがあり、申請が滞っていることが明らかとなった。

さらに確認作業を進めたところ、職員が持ち帰っていたことが9月12日に判明。職員は、書類の整理が追いつかず、机の上に書類が溜まってしまうことから、自宅に持ち帰ってしまったと証言しているという。

(Security NEXT - 2022/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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