開発言語「Go」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
開発言語「Go」に複数の脆弱性が明らかとなった。いずれもアップデートにて修正されている。
同開発環境でパスの結合処理を行う関数「JoinPath」において、脆弱性「CVE-2022-32190」が判明した。ドキュメントに記載されたとおり相対パスの結合処理を行っていなかったという。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
またエラーによって「HTTP/2」接続が閉じた際にサービス拒否へ陥るおそれがある脆弱性「CVE-2022-27664」が明らかとなった。「NVD」よるCVSS基本値は「7.5」、重要度は「高(High)」。
これら脆弱性は、9月7日にリリースとなった「同1.19.1」「同1.18.6」にて修正されている。
(Security NEXT - 2022/09/27 )
ツイート
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性