複数サーバでランサム被害、アラートで気づく - ダイナムJHD
パチンコホール事業を展開するダイナムジャパンホールディングスは、複数のサーバがランサムウェアによる攻撃を受け、データの一部が流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、一部のサーバがランサムウェアによる攻撃を受け、社内システムに障害が発生した。サーバよりアラートが発行されたことで9月2日未明に被害へ気がついたという。
同攻撃により同社サーバ内に保存されていたデータの一部が暗号化され、サーバには攻撃者のメッセージが残されていた。
攻撃発生後、サイバー攻撃の影響や被害の拡大を防ぐための措置で一時パソコンやネットワークを利用できなくなるなど、本社機能の一部に影響が出たが、9月22日時点で復旧作業はほぼ終えているという。今回の攻撃による店舗運営への影響はなかった。
同社では、被害を警察に相談するとともに、個人情報保護委員会へ事態を報告。セキュリティ事業者協力のもと、侵入経路や原因、情報流出の可能性も含めた被害状況の特定を進めている。
また調査結果を踏まえ、再発防止に向けてセキュリティの強化など再発防止策に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2022/09/22 )
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