明治の海外グループ会社がランサム被害 - 犯行声明も
明治は、海外グループ会社がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。
サイバー攻撃を受けたのは、シンガポールで事業を展開するグループ会社のMeiji Seika(Singapore)。
同社によると8月29日7時半ごろ、同グループ会社事務所においてパソコンを起動したところ、プリンタより大量の脅迫メッセージが印刷され、調査を行ったところランサムウェアによる被害であることが判明したという。
同グループ会社では、現地関係当局に通報するとともに、サイバー攻撃による被害の状況や情報流出の有無、範囲の特定など調査を進めている。
今回の問題に関連し、攻撃グループの「LockBit 3.0」がダークウェブ上で攻撃の犯行声明を公表。10万ドルを支払うよう要求している。
同グループ会社では、製造、販売などの事業について通常どおり継続。また国内の明治をはじめ、他グループ会社への影響については否定している。
(Security NEXT - 2022/09/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
サーバがランサム被害、データが暗号化 - 愛知陸運
ランサムウェア被害による情報流出を確認 - アニエスベー