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ベトナム工場にサイバー攻撃、生産への影響は軽微 - 日邦産業

プラスチック成形品の製造販売など工業部品などを取り扱う日邦産業は、海外グループ会社がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

ベトナム工場であるNIPPO MECHATRONICS(VIETNAM)のサーバが、8月24日に第三者よりサイバー攻撃を受けたもの。同社によれば、セキュリティ製品により攻撃を検知し、対応を進めているもので、暗号化など具体的な被害は8月31日の時点で確認されていないという。

攻撃の判明を受けて、同社では現地や国内の警察へ相談するとともに、社内システムを停止して外部事業者協力のもと、くわしい原因の調査や復旧作業を進めている。

攻撃を受けたサーバについて詳細は明らかにしていないが、工場の生産システムに関するサーバではないと説明。同工場の生産体制についても手作業が中心のため、生産や出荷への影響は軽微としている。

また今回のサイバー攻撃について、日邦産業や他グループ会社への影響について否定している。

(Security NEXT - 2022/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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