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AIによる顔画像取扱時の留意点を解説 - 日本ディープラーニング協会

日本ディープラーニング協会は、人工知能や機械学習分野におけるデータの利活用にあたり、個人情報保護の観点から配慮が必要となるポイントを整理し、レポートとして公開した。

「AIデータにおける個人情報取扱いのためのナビゲーション ―顔画像データ―」は、人工知能や機械学習分野におけるデータの利活用にあたり、社会受容性を踏まえつつ、個人情報保護法や関連ガイドラインへの対応を含め、重点ポイントを解説した資料。企業のコンプライアンス担当者や、機械学習技術を使ったサービスの開発者などを想定読者としている。

初版として提供する今回は、全般に共通する部分にくわえて、データの種類や応用領域によって扱いが変化することを踏まえ、「顔画像データ」における固有の課題を検討、整理しており、データの種類や業界ごとの対策などを収録した。

改正個人情報保護法で創設された「仮名加工情報」や、短期保有データの取り扱い、法律、条例などの一元化など、データの利活用に与える影響も大きいとして、担当者が法規制の影響などを参照できる「対応確認フロー」を用意した。

また「顔画像データ」の利活用における特殊性を解説。特徴量データより顔画像の復元はできない一方、個人情報に該当する可能性があることなど留意点を指摘。顔画像の取り扱い時における重要チェックポイントを収録している。

(Security NEXT - 2022/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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