Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

農研機構の運営サイトが改ざん - トップページに無関係のイラスト

農業・食品産業技術総合研究機構は、同機構が運営する一部ウェブサイトが改ざんされたことを明らかにした。

同機構によれば、同機構が運営するサイト「イネ QTL 遺伝子情報データベース」のトップページが改ざんされたもの。

同サイトへの通信を遮断し、調査したところ、7月14日13時過ぎよりアクセスを遮断した同日18時前にかけて、意図しない「スロット」のイラスト画像がサイト上に表示される状態となっていた。

同機構では、同サイトの提供を停止し、関係機関へ事態を報告。改ざんに至った詳しい原因などを調べている。復旧時期については未定。

閲覧した場合の具体的な影響についてはわかっていない。同機構では、期間中に同サイトを閲覧した利用者に対して、マルウェアへ感染していないかセキュリティ対策ソフトを用いて確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

有形文化財サイトが改ざん、修正時の設定変更を失念 - 秋田市
「ICS」の侵害チェック、改ざんで見逃しも - 事例踏まえて慎重に判断を
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究用サーバが改ざん、オンラインカジノへのリンク - 札幌市立大
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市