「Windows 8.1」のサポート終了まで約半年 - 「同7」「WS 2008」のESUも終了へ
「Windows 8.1」が2023年1月にサポートの終了を迎える。「Windows 7」や「Windows Server 2008」向けに提供されている「延長セキュリティ更新プログラム」についても同月終了となる見込みだ。
「Windows 8」は2012年に登場。翌2013年に後継として「Windows 8.1」がリリースされたが、米時間2023年1月10日にサポートが終了する。同時期、ARMアーキテクチャ向けにリリースされた「Windows RT」についても同じく終了となる予定だ。
サポート期間終了後は、脆弱性が判明してもセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、脆弱性の影響そのものも公表されなくなるため、安全に利用することが困難となる。
Windowsの「EOL(End Of Lifecycle)」というと、2020年1月14日にサポートを終了した「Windows 7」「Windows Server 2008/同R2」が記憶にあたらしいが、これら製品の一部利用者にとっても米時間2023年1月10日はひとつの節目となる。
利用者が多かったこれら製品は、移行支援の一環としてセキュリティ更新プログラムを最長3年間提供する有償の「延長セキュリティ更新プログラム(ESU)」が提供中だが、これらプログラムについても2023年1月10日に終了を予定している。
(Security NEXT - 2022/07/12 )
ツイート
PR
関連記事
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
Instagramアカ乗っ取り、フォロワーにDM - ブライダル会社
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社