Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイバー攻撃で複数システムが停止、バックアップで復旧- 岐阜の病院

くわえて職員に関する715件の氏名や生年月日、住所、電話番号についても外部へ流出した可能性がある。

同院によれば、情報を抜き出された場合も、データベースのしくみ上、閲覧や加工して不正に利用できる可能性は低いとの説明をシステムの納入業者より受けたという。

ランサムウェアの関与や原因などについては、本誌の取材に対して現在調査中であり、警察による捜査も行われている段階であるとして言及を避けた。個人情報の外部流通が確認されたり、不正に利用されたとの報告は受けていないとしている。

同院では、流出した可能性がある情報について引き続き調査を進め、原因や再発防止に取り組み、警察や厚生労働省と連携して管理体制の強化を図る方針。

(Security NEXT - 2022/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意