Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

電子カルテや院内システムがランサム被害 - 鳴門山上病院

徳島県鳴門市の鳴門山上病院は、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同院によれば、6月19日17時40分ごろより、院内システムにおいてランサムウェア「Lockbit 2.0」による攻撃を受け、電子カルテ、院内LANシステムなどが使用できない状況に陥ったもの。

入院している患者への診療体制に問題はなく、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーション、訪問診療、訪問看護もおおむね通常通り提供しているが、外来診療については、再来患者に限定するなど影響が出ている。

同院では、行政や関係機関など外部支援のもと、早期復旧を目指して対応を進めている。

(Security NEXT - 2022/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
ランサム被害サーバに個人情報、影響など調査継続 - 日本ジッコウ
サーバでランサム被害、影響など調査 - ホスピタルサービス
米グループ会社にランサム攻撃、従業員情報が流出 - メディアリンクス
香港グループ会社がランサム被害 - 富士高分子工業
米グループ会社にランサム攻撃、顧客情報流出の可能性 - DNP