今年も人気、Interop Tokyoの「ShowNet」 - 外部接続は1Tbps超
実際に稼働するネットワークを見ると、外部との接続に400Gbpsが2本、100Gbpsが2本、10Gbpsが2本と1Tbpsを超える回線の提供を受けた。会場内に敷設されたケーブル長は15キロメートルに及んだ。

ShowNetで稼働するラックのひとつ
さまざまな協力企業が持ち寄った製品、サービスは約1600にのぼる。データセンターはもちろん、キャリアグレードの機器もゴロゴロ存在し、設置機器の総額は十数億とも。本イベントにあわせて投入された「世界初お披露目」の製品も稼働する。
プロジェクトを支えたのは、NOCチーム29人、次世代のNOCメンバーとなるボランティアメンバー39人、ベンダーから参加したエンジニアが460人。1年をかけて準備し、「ShowNet」を設置するホールは開催の約2週間前から貸し切って作り上げられた。
会場で動作するラックを見ると、セキュリティ関連では2本が稼働している。グランプリを獲得した「Check Point Quantum Lightspeed」をはじめ、実際に機器が稼働する姿が見られる。「XDR」や「SIEM」による次世代SOC基盤なども時代を反映している。
イベント期間中は、ウォーキングツアーも実施されている。会場へ参加できない人でも楽しめるバーチャルコンテンツなども用意した。「ShowNetの歩き方」を見ればトポロジ図やラック構成図なども参照できる。
(Security NEXT - 2022/06/16 )
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