intel製プロセッサに複数脆弱性、アップデートをリリース - MSやVMwareも対応
Intel製の一部プロセッサに複数の脆弱性が明らかとなり、同社はファームウェアのアップデートをリリースした。マイクロソフトやVMwareなども、脆弱性の影響を緩和するアップデートを提供している。
プロセッサの「MMIO(Memory Mapped I/O)」において、バッファやレジスタのクリーンナップが不完全である脆弱性「CVE-2022-21123」「CVE-2022-21125」「CVE-2022-21127」「CVE-2022-21166」が明らかとなったもの。
ハイパーバイザや仮想マシンにアクセス権限がある場合に、サイドチャネル攻撃によって情報を窃取されるおそれがあるとしている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、今回明らかとなった脆弱性においてもっとも高い「CVE-2022-21123」が「6.1」と評価されている。他脆弱性はいずれも「5.6」から「5.5」でいずれも重要度は「中(Medium)」とされている。
脆弱性の判明を受け、Intelではファームウェアのアップデートをリリース。第2四半期にSGX TCBのリカバリを実施するとしており、ソフトウェアの更新が必要になるという。
(Security NEXT - 2022/06/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起