「RealPlayer」に複数の深刻な脆弱性
RealNetworksが開発するマルチメディアプレイヤー「RealPlayer」において、複数の深刻な脆弱性が判明した。修正方法などはわかっていない。
「同20.0.8.310」や「同20.0.7.309」において、任意のファイルタイプをダウンロードさせ、任意の場所に配置できるディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2022-32270」が指摘されている。
脆弱性を悪用されると。端末の起動時に実行ファイルを実行させたり、DLLインジェクションなどに悪用されるおそれがある。
また「同20.0.8.310」では、ローカルのHTTPエラーページに安全ではない「JavaScript」を挿入できる脆弱性「CVE-2022-32269」も明らかとなった。
さらにファイルを参照するために使用する内部URLプロトコルに脆弱性「CVE-2022-32271」が存在。任意のドメインにスクリプトを注入できるという。
(Security NEXT - 2022/06/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み