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WP向けアクセス解析プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けプラグイン「WP Statistics」に脆弱性が明らかとなった。

「WP Statistics」は、「WordPress」のアクセス状況を解析できるアプリ。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2022-27231」が明らかとなったもの。

ログインしているユーザーのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.1」。

同脆弱性は、ラックサイバーリンクの熊丸匠伍氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。同脆弱性は「同13.2.0」以降にて修正されている。

(Security NEXT - 2022/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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