Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けアクセス解析プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けプラグイン「WP Statistics」に脆弱性が明らかとなった。

「WP Statistics」は、「WordPress」のアクセス状況を解析できるアプリ。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2022-27231」が明らかとなったもの。

ログインしているユーザーのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.1」。

同脆弱性は、ラックサイバーリンクの熊丸匠伍氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。同脆弱性は「同13.2.0」以降にて修正されている。

(Security NEXT - 2022/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意