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看護関係者向け会員サイトにPWリスト攻撃 - P不正交換も

同社では、「ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)」においてパスワードリスト攻撃の検知機能を有効化し、メーカーの提案よりも低いしきい値を設定してより多くの攻撃を検知できるよう備えていたが、さらに低い頻度で攻撃が展開され、検知できなかったという。

不正ログインの判明を受けて、同社は不正アクセスを行ったIPアドレスからのアクセスを遮断。サイトを一時的に停止し、全利用者のパスワードをリセットした。

あわせてパスワードポリシーの変更、監視の強化、不正交換されたポイントの補填など実施した上でサイトを5月23日に再開した。

ポイントを不正に交換された利用者に対して個別に連絡を取り、状況を説明。パスワードリスト攻撃が行われた期間のログインが正規利用者によるものか、詳細について調査を進めている。

(Security NEXT - 2022/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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