Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Linuxに権限昇格につながる脆弱性群「Nimbuspwn」

Microsoftは、Linuxにおける複数の脆弱性を発見したことを明らかにした。組み合わせることでroot権限を取得することが可能であり、別名「Nimbuspwn」と名付けている。

Linuxにおいて「systemd-networkd」における関連イベントを受信し、root権限でスクリプトを実行して接続状態を変更するデーモン「networkd-dispatcher」に複数の脆弱性を発見したもの。

「TOCTOU(Time-of-check Time-of-use)」の脆弱性「CVE-2022-29800」が存在。競合状態を3回の試行で勝利することができ、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2022-29799」を組み合わせることで、root権限により悪意あるファイルの実行が可能だった。マルウェアをはじめとする攻撃に悪用されるおそれがある。

報告を受けた「networkd-dispatcher」をメンテナンスする開発者では、すでに修正プログラムを展開しており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2022/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Langflow」に複数の深刻な脆弱性 - 修正版が公開
Adobe、セキュリティアドバイザリ7件を公開 - 6件がクリティカル
WatchGuard「Fireware OS」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を呼びかけ
NVIDIA「NemoClaw」「OpenShell」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Ubiquitiの「UniFi OS」などに脆弱性22件 - 21件が「クリティカル」
「ServiceNow」に複数のクリティカル脆弱性 - 修正版を公開
米当局、悪用カタログにLinux脆弱性など3件を追加
「Dell Cloud Disaster Recovery」に複数の脆弱性 - 修正版を提供
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4件は「クリティカル」との評価も
デジタル庁「マイナポイント」アプリのAndroid版に脆弱性