Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教育機関向け通販サイトに不具合 - 入金確認SMSを誤送信

大塚商会は、同社が運営する教育機関向け通信販売サイト「EDUSeed」の自動送信プログラムに障害が発生し、個人情報を含むショートメッセージ(SMS)の誤送信が発生したことを明らかにした。

同社によれば、4月6日11時に同サイトの顧客へ入金確認の依頼メッセージを送信する際、顧客68人分のメッセージが特定の顧客1人に送られたという。誤送信されたメッセージには、保護者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、同サイトのログインIDが記載されていた。

同日15時半に、SMSを受信した顧客から連絡があり誤送信が判明した。テスト不足により、自動送信プログラムにおいて特定の条件が重なった場合に発生する不具合が存在していたという。

同社では、SMSの送信先となった顧客に事情を説明するとともに謝罪。他顧客に関するメッセージの削除を依頼した。個人情報が流出した68人の顧客や、該当する自治体や教育機関に対して、個別に謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社