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ランサムウェア身代金、平均支払額が前年比8割増

おもに同社が米国でコンサルティングサービスを提供したランサムウェアの被害組織を見ると、身代金の平均要求額は221万3449ドル。前年の90万6324ドルから144%増と大きく上昇した。

一方、実際に支払われた身代金は、当初要求の4割程度にあたる平均54万1009ドル。ただし、前年の30万3756ドルからは78%増で過去最高となっている。

また同社が関与した事例の15.5%は、攻撃グループ「Conti」によるもので、次いで別名「Sodinokibi」としても知られる「Revil」が7.1%。「Hello Kitty」「Phobos」「Suncrypt」が各4.8%と続いた。

(Security NEXT - 2022/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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