Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムでシステム障害、情報流出の可能性も - 事務用品販売会社

事務用品の販売を手がけるクラブンは、サイバー攻撃によりシステム障害が発生したことを明らかにした。

同社によれば、2月14日にシステム障害が発生。ランサムウェアを用いたサイバー攻撃により、サーバやパソコンのデータが暗号化される被害が生じたという。

同社ではサーバの再構築およびパソコンの初期化、保存データの修復作業などを進めるとともに、調査を行ったところ、従業員や取引先に関する情報のほか、開発や営業情報などが流出した可能性があることが判明した。

インターネット上にデータが公開された形跡などは確認されていないという。同社では対応にあたり警察や関係機関に相談。事業継続の支障については出ていないとしている。

(Security NEXT - 2022/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
サーバがランサム被害、データが暗号化 - 愛知陸運
ランサムウェア被害による情報流出を確認 - アニエスベー
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で