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ふるさと納税支援サイトにPWリスト攻撃 - 2000以上のIPアドレスから

ふるさと納税の支援サービスを提供するウェブサイト「ふるさとプレミアム」がパスワードリスト攻撃を受けて「不正ログイン」が発生したことがわかった。詳細は調査中だが、2000件以上のIPアドレスより約600万回の攻撃が行われたと見られている。

同サイトを運営するユニメディアによれば、同社以外で流出した「ID」と「パスワード」を用いて第三者が本人になりすまし、ログインを試みるパスワードリスト攻撃を受けたもの。

2月17日13時、管理画面の異常に気が付き、調査を行ったところ、サーバのディスク使用量が100%に達しており、大量のログイン試行が行われていたことが判明した。

ログインの試行は、2月13日以降に国内の2000以上のIPアドレスを用いて約600万回にわたり行われていたと見られる。

2099件のアカウントが第三者による不正ログインを許したと見られ、氏名や住所、電話番号、性別、誕生日、Amazonギフトコードを閲覧された可能性がある。同社では外部事業者による詳細な調査を進めている。

(Security NEXT - 2022/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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