Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows向け「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートが公開

VMwareは、Windows向けに提供している「VMware Tools」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。

同製品において、検索パスの設定に問題がある脆弱性「CVE-2022-22943」が明らかになったもの。外部より非公開で報告が寄せられたという。

「VMware Tools」がインストールされた「ゲストOS」において、ローカル管理者の権限が必要となるが、脆弱性を悪用されるとシステム権限により任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「5.6」。同社は脆弱性の重要度を「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社では「同12.0.0」にて脆弱性を修正。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 「同8.5」系は最後の更新