Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows向け「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートが公開

VMwareは、Windows向けに提供している「VMware Tools」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。

同製品において、検索パスの設定に問題がある脆弱性「CVE-2022-22943」が明らかになったもの。外部より非公開で報告が寄せられたという。

「VMware Tools」がインストールされた「ゲストOS」において、ローカル管理者の権限が必要となるが、脆弱性を悪用されるとシステム権限により任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「5.6」。同社は脆弱性の重要度を「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社では「同12.0.0」にて脆弱性を修正。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HttpClient」にドメイン検証を無効化する脆弱性
SonicWall「SMA100」の既知脆弱性狙う攻撃 - 侵害状況の確認を
SonicWall製ファイアウォールに脆弱性 - 認証回避や権限昇格のおそれ