Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メタップスP、クレカ情報など最大約46万件が流出か - 不正ログインやSQLi攻撃で

メタップスペイメントは、決済データを保存するデータセンターが不正アクセスを受け、データベース内の情報が流出した問題で調査結果を取りまとめた。同サービスは数千サイトが導入しており、影響が広がっている。

2021年8月2日に不正ログインによる初期侵入があり、2022年1月25日にかけて不正アクセスを受けたもの。

攻撃者が何らかの方法で同一サーバ内にある社内管理システムなど複数のアプリケーションに対して不正にログインし、SQLインジェクションの脆弱性に対して攻撃が行われた。

くわえてバックドアとなる不正なプログラムも設置され、複数のデータベースより情報を窃取されたという。

もっとも被害が大きかったのが、加盟店のeコマースサイト向けに提供しているトークン方式のクレジットカード決済サービスで利用しているデータベースに対する不正アクセスだった。

(Security NEXT - 2022/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保