コロナ陽性児童の情報を誤送信、緊急対応時に - 千葉市
千葉市は、新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した児童の個人情報をメールで送信した際、誤ったメールアドレスへ送信するミスがあったことを明らかにした。
同市によれば、2月5日、12日と2度にわたり、新型コロナウイルス感染症が判明したアフタースクール利用児童の3人に関する情報を誤ったメールアドレスへ送信したもの。
誤送信したのは、濃厚接触者について聴取した聞き取りシート。氏名、性別、在籍校、PCR検査情報、体調、同居家族の氏名と感染状況、保護者の連絡先などが含まれる。
アフタースクール利用児童で陽性が判明し、緊急で閉所について判断をする必要があったため、同月12日13時半前に2人分の聞き取りシートを出勤していない管理職の個人メールアドレスへ送信しようとしたが、メールアドレスを誤るミスがあった。
さらに5日に送信した聞き取りシート1人分についても、同じ誤ったメールアドレスへ送信していたことへ気がついたという。ファイルにパスワードなどは設定されていなかった。
メールの削除を依頼するため送信先にメールで連絡を取っているが、2月13日の時点で応答がないという。
同市では、対象児童の家庭に謝罪。今回の問題を受け、休日対応の体制を整備し、関係者が出勤できない場合はリモートワークで確認するなど、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2022/02/17 )
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