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県営住宅入居者や関係先に「なりすましメール」 - 愛知県

愛知県の県営住宅入居者や、同事業の関係先に愛知県住宅供給公社を装う「なりすましメール」が送信されていることがわかった。

同県によれば、県営住宅の管理代行受託者である愛知県住宅供給公社を名乗る「なりすましメール」が、第三者より入居者を含む関係先に対して送信されていることが判明したもの。

2月3日に同社業務委託先より不審なメールが送られているとの連絡があり、問題が判明した。同日以降、同月7日正午までに同県や同社に対して同様の連絡が188件寄せられている。

このうち2件は県営住宅入居者からの連絡で、入居者をはじめ、同社とメールでやり取りをした関係者のメールアドレスが外部に流出している可能性があり、原因について調査を進めている。

今回の問題を受け、同社ではウェブサイトで注意を喚起。メールのやり取りがあった関係者に対しては電話により注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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