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執務室で保管していた個人情報含むHDDが所在不明 - ジェトロ

日本貿易振興機構(JETRO)は、個人情報を含む外付けハードディスクが所在不明となっていることを明らかにした。

都内にある同機構日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)において外付けハードディスクを紛失したもの。6月14日に執務室内の所定の保管場所にないことに気づいた。使用の記録もないという。

問題のハードディスクには、同センター事業の参加者や関係者などの情報が保存されていた。

具体的には、同機構職員331人を含む関係者の氏名、所属、メールアドレス、電話番号など5960件。また氏名や所属などの連絡先がない情報も1万4436件が保存されていた。

同問題を受けて、同機構では7月2日に個人情報保護委員会へ報告。引き続きハードディスクの探索を行っている。

あわせて個人情報を悪用した詐欺行為や、同機構の関係者になりすまし、個人情報などを聞き出す行為などへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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